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$700 Billion Bailout

朝から忙しい一日。出社と同時に次々と東京から外資系企業に対する不安を訴えるメールと電話が入り、やっと沈静化したと思った瞬間、$700 Billon Bailout Planが下院で否決されたとのニュース。結果、Dow Jonesも-$777.68、実に史上最大の下落幅とのこと。再び俄かに忙しくなり、恐らくこの後も東京と電話をすることに・・・。
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苛立ちもあり、NYも新聞も日本の新聞も成立すると思っていた法案が否決に追い込まれた理由をアチコチに聴きまくったら、どうやら政治的な駆け引きの賜物であった模様。(以下に引用した民主党下院議員議長のスピーチご参照)


Quote
When was the last time anyone ever asked you for $700 billion?

It’s a staggering figure and many questions have arisen from that request. And we have been hearing a very informed debate on all sides of this issue here today. I’m proud of the debate.

$700 billion. A staggering number, but only a part of the cost of the failed Bush economic policies to our country. Policies that were built on budget recklessness when Pres. Bush took office, he inherited Pres. Clinton’s surpluses - four years in a row budget surpluses on a trajectory of $5.6 trillion in surplus. And with his reckless economic policies, within two years, he had turned it around. And now 8 years later, the foundation of that fiscal irresponsibility, combined with an “anything goes” economic policy, has taken us to where we are today.
They claim to be free-market advocates, when it’s really an anything goes mentality. No regulation, no supervision, no discipline. And if you fail, you will have a golden parachute and the taxpayer will bail you out.
Those days are over. The party is over in that respect.
Democrats believe in a free market. We know that it can create jobs, it can create wealth, many good things in our economy. But in this case, in this unbridled form, as encouraged and supported by the Republicans — some Republicans, not all — it has created not jobs, not capital, it has created chaos. And it is that chaos that the Secretary of the Treasury and the Chairman of the Fed came to see us, just about a week and a half ago. It seems like an eternity, doesn’t it? So much has happened. The news was so bad. They described a very dismal situation.
Unquote

身内である民主党から94人の反対票が出された中、共和党からも賛成票を得ないといけない状況下、ブッシュ政権/共和党批判・・・。同僚の多くがこのスピーチが原因で投票が政治ゲームの道具にされたとの感想。中には「アメリカ人として恥ずかしい。」とのコメントも。全体としては、原因が政治(大統領戦の影響)にあるのだから直ぐ再審議にかかり、再可決される筈との雰囲気。確かにその後、両大統領からも超党派での取り組みを求める声明が出された他、以下の様なコメントが次々と出されて、アメリカの対応の早さは実感。(10/1がユダヤ新年を挟む為、採決が遅れる時期というタイミングの悪さもあり、「それなら最初から合意しろ」とも思うが・・・。)

Quote
U.S. Congressman Mike Pence issued the following statement regarding the failure of the bailout bill today:
“Today Congress took a stand for the American taxpayer and free markets. The American people rejected this corporate bailout and today the People’s House did likewise.
“It is now imperative that Congress come together and develop a response to the crisis facing our financial markets that reflects the American people’s belief in personal responsibility and fiscal discipline.
“There are alternatives to the massive federal bailout that Congress rejected. I look forward to working with my colleagues in both parties to develop a response to this crisis that puts taxpayers first and preserves the essential freedom of the American marketplace.”
Unquote

一方、Webで日本の新聞を眺めてみたが、遣り取り等に言及した記事はなく、「否決」の結論部分のみが流れてる・・・。週明け早々一抹の不安と同時に凄くストレスの感じる一日だった。
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by Rossi-ny | 2008-09-29 23:25 | Thoughts | Trackback | Comments(2)  

Stats Beast

Management for Leadership in Organization(MLO)とStatistics(Stats)が今日のFinal(試験&論文)をもって終わった。EMBAはフルタイムMBAの授業を平均して3ヶ月で2科目毎終わらせて行く為、凄く進度が早く、特にココ2週間は仕事も強烈に忙しかった為、先週の日曜日から寝た時間が5時、4時、3時半、2時、5時、3時・・・。体調維持のギリギリの線だったかと・・・。
土曜は6時半に起きて、6時45分のバスに飛び乗る離れ業でクラスに駆け込み何とか参加の状態で授業中は眠いのなんの・・・。5時に授業が終わると同時に部屋で倒れこみ、そのまま8時の補講まで爆睡。補講は遅刻で、オマケに夕食時間を寝過ごした為、食事は昼にサラダを食べただけ・・・。当然、部屋に戻ってから日曜のFinal Examの勉強をする余力もなく、ほぼブッツケで試験を受けてきた。今日は帰宅してからも少し散歩した後、2時間程度昼寝したので、昨日今日の睡眠時間は裕に10時間を超えたかと・・・。肝心の授業の日にコレだけ寝まくるとは、一体、何の為に寝る時間を削りまくったか良く判らない状態。(笑)
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実は、土曜の段階でMLO・Stats共に週次で提出してきたもGr. workがクラストップの成績だった事が判明し、に関してjは"Stats Beast"の称号と記念品(教授お手製のビールとビヤジョッキ)を貰って一安心。MLOは昨日提出したPersonal Caseの出来次第、Statsは今日の試験が案の定崩壊しているので、何処まで成績が落ちるか見物な状態だが、チーム内で分裂するチームも多い中、最後までチームワークで其々が役割を果たせたチームメンバーのお陰。
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来月からはAccountingとMicroeconomics。去年のクラスでは単位取得出来なかった
方が1番多かったクラスな上に仕事の繁忙期が重なるので覚悟決めて「単位取れる程度」
を目指すことにします・・・。に、しても3ヶ月「あっ」という間だった。
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by Rossi-ny | 2008-09-28 23:17 | MBA | Trackback | Comments(4)  

Turning Point

帰り道で気が付いた。正に過渡期です・・・。
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by Rossi-ny | 2008-09-23 23:50 | Life in NY | Trackback | Comments(2)  

Metropoiltan Opera at Broadway

会社を抜けて大学の補講を往復。会社の隣のビルに入っているMicrosoftの会議室が会場だった為、補講の後に会社に戻ってみたら頼んだものが何一つ出来てない・・・。やる気をなくして帰ろうと外に出たらBroadwayが車両通行止め。何だろうと思い、そのまま南下したら、突然red carpetと観客席が出現。
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どうやらメトロポリタン・オペラをタイムスクエアのモニターに繋いで中継するイベントの最中だった模様。通り掛かった時はインターミッションの時間で、帰ってすることも山積みだった為そのまま帰宅したが、最近疲れ気味な生活を送っている事もあり、久し振りにクラシック音楽を求めている自分を発見した。
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by Rossi-ny | 2008-09-22 22:00 | Life in NY | Trackback | Comments(5)  

Second Storm

昨晩、衝撃のニュースが走った。Lehman BrothersがChapter 11(破産法11条)を申請し、Lehman Brothersを買収すると言われていたBank of AmericaはMerill Lynchを買収・・・。一夜にして四大証券の半分が消えてしまった。
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週末のクラスでも当時は再建交渉中のLehmanの話題で持ちきり。次はAIGとMerillとか・・。クラスメートの約40%が金融機関関係者で、Lehman, Neu Berger, Merill, AIGとニュースに名前の挙がっていた金融機関を含めてメジャーな金融機関は一通りクラスメートがいる事もあり、該当金融機関に勤めるクラスメートは授業中も出たり入ったり・・・。僕はと言うと「一昔前」に合併を経験してる身として、「当時はどうだった?」と質問攻めに。会社が隣にある事もあり、日曜の帰る時点ではLehman勤務の友人と今日ランチを食べる予定だったが、出社してみると本社の前には幾つものアンテナが立ち並び、TV局の中継の陣取り合戦の様相。
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当然、ランチも順延。1人ランチを取りながら新聞を読んだらWall Street Journalで90
年代後半における邦銀の苦境と対比しながら、今回の危機に対する当局の対応が検討
されていた。大まかな概略は以下の通り。
【概略】
・ 日本が経済危機に晒されていた当時、不振に喘ぐ邦銀に対して断固とした行動を採用するよう米国は促した。日本はその助言を聞き入れず、危機は数年間にわたって続くことになった。今や、危機によって足をすくわれ、かつて自らが提示した苦い薬を呑み込まねばならない見通しに直面しているのは米国だ。

・ 日本では株式バブルが1990年に入って急速に収縮、その後まもなくして不動産バブルも同様の道を辿った。多数の借り手は債務を返済することができず、銀行のバランスシートには不良債権が積み上がった。長期にわたる景気の低迷も事態を悪化させることになった。金融システムが巨額の不良債権を背負わされていたことから、銀行が問題の深刻さを認識し、銀行の一部が閉鎖される必要があった。しかし、債務超過となるような措置を採ろうとしない邦銀は、自らの問題を認めるのを拒み、危機を長引かせることになった。

・ 「日本から米国が得た教訓の1つは、問題を素直に認めるのを拒めば大きな災厄につながるということだ」とシカゴ大学経営大学院教授のカシャップ氏は述べる。

・ 米国の金融各社も、与信の損失規模を素直に認めるのに苦労してきた。1年前、Bear Sternsは住宅ローン関連の与信について損失を覚悟した上で、これをなかなか売却しようとはしなかった。住宅価格の下落がモーゲージ債に悪影響を及ぼし続けるにつれ、そうした決定が結局は裏目に出て、Bearは政府の主導によって破格値でJP Morgan Chaseに売却されることになった。一方、Merill LynchのCEO、セイン氏は今年1月当時のインタビューを通じ、「Merillの問題は大半が過去のものとなった」と述べていたが、7月になると、同社は300億ドル以上に上るモーゲージ関連の資産を、多額の損失を出して売却している。

・ それでも、かつての邦銀に比べると、米国の金融各社は著しく迅速に損失を認識している。モーゲージを細かく小分けして取引可能な証券としたことがモーゲージ問題の悪化に一役買った一方、会計規則によって、金融機関がそうした証券の損失を隠すことを難しくした、とプリンストン大学の経済学者、シン氏は指摘する。対照的に、邦銀は不適切な借り手に対して貸出を続け、債務問題の規模に関する認識を先延ばしにすることができた。

・ 1週間前、政府が接収したFannie Mae(連邦住宅抵当金庫)とFreddie Mac(連邦住宅貸付抵当公社)の2社は、その苦境の程度を評価することを、より困難なものとする規定の下で運営されていた。しかし、財務省はFannie MaeとFreddie Macの両社に対し自らの問題を素直に認めさせるなど、不振の邦銀に対する日本の大蔵省(当時)による対応よりも、強硬な態度で臨んだ。バーナンキFRB(米連邦準備理事会)議長が大恐慌時代におけるFRBの過ちを繰り返してはならないと決心しているように、ポールソン財務長官は1990年代における日本の過ちを繰り返さないと決意している、とUC Berkeleyの教授(経済史)、ディロング氏は述べる。

・ 1990年代の日本とでは、最も共有できそうにない問題の1つは、金融セクターが必要とされている以上に巨大化していることであるのかもしれない。「仮に持続不可能であるほどの貸出ブームが起きれば、当然のことながら、貸出は縮小されねばならない」とピーターソン国際経済研究所の副所長、ポーゼン氏は述べる。

・ 日本では、これが起きなかった。問題銀行は破綻するよりも、むしろ健全行と合併した。しかし、いくら合併した銀行の支店がほぼ同一地域に重複したとしても、職を失う従業員はほとんどいなかった。キャパシティの縮小に必要とされても、金融システムに対するシステミック・リスクが生じる懸念から、米当局は金融機関を閉鎖をさせないにようにするのではないか、とポーゼン氏は不安を示す。

・ この意味で、今週末に米当局が採用したウォール街への強硬策は有望なものである。JP Morgan ChaseによるBear Sternsの慌しい買収に対して提供した政府の金融支援を、Lehmanの買収に際しては拒否したことによって、米当局は経営不振の金融機関を破綻させようとする意思が日本の当局よりも遥かに強いことを示した。また、多くの金融機関は邦銀が逡巡していた事業の削減にも、すでに乗り出している。

・ 米国は日本と異なり、断固とした態度で臨んでいる一方、日本が問題に対処するのに躊躇した理由があったことを記憶しておく価値はあろう。即ち、金融セクターの問題を認識することによって、皆が出口(逃げ口)に駆け込めば信用市場の行き詰まりにつながる可能性が急速に増し、そうなれば経済全体が大きなリスクに晒されるという点である。金融セクターが急速に縮小されれば、数万人に人々が職を失うなど、社会的なコストを伴うことも考えられる。
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記事の内容に関して思うところも無い訳ではないが、少なくとも記事の通り、日本とアメリカでは雇用慣習がだいぶ異なる。クラスメート・テニス仲間等、Lehman Brothersには友人が何人かいる。彼らのこれからが気になる。同時にまさか日米両国で金融の嵐に巻き込まれるとは思ってなかったが、仕事、忙しくなりそうだ・・・。
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by Rossi-ny | 2008-09-15 22:12 | Thoughts | Trackback | Comments(4)  

911

大学の電話会議があった為、気合いで早帰り。2時間の電話会議を終えて外を見たらGround Zero(WTCの跡地)から2本の光が天に向かって伸びていた。今日で7周年。
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実は火曜に電話会議で一旦帰宅した時も光が伸びてた。予行演習?
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7年前は京都で仕事に追われて、平均睡眠時間4時間弱の生活の真っ只中。偶々だけど、ここ2ヶ月も似た様な生活振り。この光を見ると等持院の寮で観たニュース・ステーションの画面と記憶の彼方にあるWTCが浮かび、複雑な気持ちになります。
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by Rossi-ny | 2008-09-11 22:15 | Life in NY | Trackback | Comments(3)  

Dover, NJ

会社の同僚の家のBBQに呼ばれて行って来た。場所はNYCから車で1時間半程の場所にあるNew Jerseyの町。差し入れの飲み物を買い2時に着く予定が30分程遅れて到着し、プール付きの豪邸の広大な庭でBBQ・・・の筈だったが雨が降り、室内でフライド・チキンなど頬張りリラックスした一時を過ごしたが、グループワークが残っていた僕は3時半頃に早退。
驚いたのは最寄駅は休日電車が走らず、3つ先の町、Doverの駅へ。この駅がとてもシンプルで、小学生の頃に住んでた村の駅を彷彿させる。妙に懐かしい気分。
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Doverからの電車では只管テキストを睨めっこしてたが、Penn. Stationに戻りついたのは6時前・・・。駐在員として住環境に恵まれた生活をしているから気付かなかったが、どうやらNYの通勤事情も東京並みだった様だ。
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by Rossi-ny | 2008-09-06 19:00 | Life in NY | Trackback | Comments(3)  

NY Mita-kai

NY三田会に行ってきた。急遽大学院のGroup workの電話会議と仕事の電話が入ったので、早めに行って途中で帰る計算で6時半から7時過ぎまで会場のHarvard Clubへ。Harvard ClubはCornell Clubの並びにあり、この一帯には他にもYale, Columbia等のクラブが並んでて一種独特な雰囲気。
入ってみたら中の雰囲気もCornell Clubとほぼ同じ。丁度、広さを二倍にした感じ。重厚な雰囲気のカクテル・ルームで諸先輩方と名刺交換し、先月改装されたと言うDining Roomに入った時点で7時過ぎ。Diningは着席形式だったので、8時から電話会議があった僕は乾杯の挨拶も始まる前に席を立つ羽目になり、幹事の方々の目をまるくさせてしまったが、Agendaによるとその後は只管ご挨拶等が続く展開だったので、時間は短くても一通りの雰囲気は味わえたかと・・・。
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結局、$140の会費で口にしたのはオレンジジュースと餃子2個だけだったが、大学の名前だけで誰とでも打ち解けるカルチャーを久し振りに味わえたのは良かった・・・事としよう。
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by Rossi-ny | 2008-09-03 23:48 | Life in NY | Trackback | Comments(2)  

U.S. Open

今日は一日ケースに取り組む予定だったが・・・、朝、錦織選手のBest16の試合の券の入手方法の
メールが届き、思わず券を買ってしまった・・・。で、「やはり日本人としては逃せない。また、息抜きも必要。」と自分に言い聞かせ、1試合だけ観てきた。
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Night Passだったので、5時半頃から入り口に並び、予想外のTV取材のインタビューなど受けて、6時半に昨日は入れなかった会場に入場。テニス仲間が段取り良く席を確保してくれていたので、熱戦を
観戦。
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大金星を挙げた一昨日の試合の疲れがあるのか3-0リードから6ゲーム連取され、結局流れを戻すことなくBest16で敗退してしまったが、この結果も日本人としてはUS Open初。オープン化以前を含めても
71年振りの快挙。凄く貴重な瞬間に立ち会えた。
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by Rossi-ny | 2008-09-01 23:17 | Life in NY | Trackback | Comments(2)